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留萌コホートピアとは

コホートピア

コホートピアとは、コホート(前向き医学研究)とユートピア(理想郷)を組合わせた新語。 コホートは「市民軍」を、トピアは「地域」を意味します。医学研究を留萌の地に誘致することにより理想的な医療環境を構築しようとする試みです。

概要

留萌コホートピア構想は、住民の協力を得て医学研究を誘致し、医療再生・医療産業創出を目指す産学官連携地域プロジェクトです。

構想

留萌コホートピア構想は、留萌市を中心とする留萌支庁管内自治体の市民の協力を得て、集団を長期にわたり観察・介入研究する日本最大のコホート医学研究フィールドを樹立、そこに大学や企業の研究を誘致、地域を活性化し、市民に健康と安心をもたらすことを目指します。

テーマ

留萌コホートアでは、特に脳卒中および認知症といった生活機能低下をもたらす疾病の予防・早期発見・早期治療によって要介護状態になることを予防することをテーマにしています。

目標

特定健診の健診率をあげ、市民のみなさんの健康を守ることと、留萌市立病院の医師不足を解消し、病院経営を好転させることが当面の目標です。

健診の標語


目標


医学研究のオープンフィールドとは

オープンフィールド

留萌コホートピアでは特定の大学や研究室の研究者に限定することなく、広く医学研究を多くの大学や研究所、企業などに公募します。これをオープンフィールド形式と呼んでいます。

受け入れる研究

しかし、どのような研究も受け入れるわけではありません。質が高い研究であり、安全な研究であることなどのいくつかの条件を満たしているかが審査されます。

内部審査委員会(IRB)

提案された研究は、NPO法人るもいコホートピア内に設置される内部審査委員会(Internal Review Board, IRB)によって審査されます。IRBは医学研究の学術的価値、デザインの正当性、倫理性、費用対効果、地域貢献度などについて検討し、研究実施の可否について判断します。。

4つの原則

審査においては特に、4つの原則が重要視されます。

  1. 自己決定の原則:研究に参加する住民が参加を自己決定すること
  2. 専門性の原則:医学研究のレベルは高い専門性が保障されること
  3. 倫理性の原則:研究の方法が倫理的に問題ないものであること
  4. 秘密保持の原則:被験者の個人情報が保護されること