るもい健康の駅がオープンして1年が過ぎました。これまで、健康についての話や、運動、医師への気軽な相談の機会など、皆様の健康づくりをサポートしながら多くの方々に利用いただき、市民の皆さんの健康への関心も高まっています。
今月は、自分の健康状態を知る'目印'を自分で把握する大切さについてお話しします。毎日体重を計る、毎朝毎晩血圧を計るというような、簡単に自分で手に入れることのできる目印を自分で把握することがとても大切です。血圧は、簡単に手に入れることができる割には、理解されていない目印のひとつです。血圧は、朝の起き抜けには低く、日中の活動時には高くなる傾向にあります。 一方、早朝に血圧が高い人がいて、そんな人は脳卒中や心筋梗塞の危険が高いといわれています。血圧は寒い日にも上がり、重たいものをもった直後や運動などでも変動します。どれも本当の血圧ですが、高血圧かどうかは、平静時の低い血圧で判断することが重要です。ぜひ、毎日、朝の起き抜けに図る「家庭血圧」の習慣を身につけてください。血圧を正常に保つことにより、脳卒中の半分以上が予防できます。
自分の現状を数値で管理し説明できるようになれば、自分の健康を自分で評価できることにつながります。健康の駅では健康の目安が得られるチェック機器を取り揃えており、また、自分で数値をパソコン上で登録、管理できるようなサービスも検討しています。月1回定期的に「マンスリー健康講話」も開催していますので、ぜひ正しい知識を身につけて、市民みんなが健康の目利きになりましょう。 |
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